電気を消したら布団の中で深呼吸
How to
血流や体温の調節は自律神経(意思とは関係なく作用する神経)によって血圧でコントロールされています。
また自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、身体が緊張した状態になると、交感神経が副交感神経よりも優位に働き、血管が縮まり、血圧が上昇します。
反対に身体がリラックスした状態だと副交感神経が交感神経よりも優位に働き、血管が広がり、血圧は下降します。
このように普段私たちの身体は、交感神経と副交感神経との間で緊張・弛緩を相互に繰り返すことで、体温調節を行っています。
しかしながら、何らかの影響でこのバランスが崩れてしまうと、自律神経の働きが乱れ、体温調節がうまく機能しなくなってしまいます。
そこで、この自律神経のバランスを整える簡単な方法が『深呼吸』です。
身体がリラックスすれば副交感神経が優位に働くので、就寝前にはゆっくりと深呼吸をしてみましょう。
深呼吸を行い、副交感神経が優位に働くことで血管も広がっていくため、隅々まで血液が循環し身体が温かくなることで、すんなりと眠りにつくことができ、睡眠の質も良くなっていくという訳です。
また光は交換神経を刺激してしまうため、電気を消してお部屋の中を暗くしてから深呼吸をゆっくり10回ほど繰り返して行ってみて下さい。