冷えとり改善法【生理痛・生理不順】
生理痛や生理不順の原因は!?
生理痛や生理不順は、卵巣や子宮がうまく働いていないことによって引き起こされます。
その大きな原因としては、下腹部が冷えているとことによって、卵巣や子宮への血流が悪くなってしまっていることにあります。
一般的に、女性の生理周期は25~35日、出血量に関しては20~120mlとされていますが、この周期や出血量が大幅に外れた場合のことを月経不順といいます。
また妊娠もしていないのに3カ月以上も生理がないことを無月経と呼びます。
この無月経には、18歳になっても初潮が始まらない「原発性無月経」と、病気や大きな精神的なストレスなどによって生理が止まってしまう「続発性無月経」の2種類があります。
卵巣や子宮を含む、あらゆる臓器は、血液が運んでくる栄養素や酸素、水、白血球によって機能しています。
おへそより下の下腹部が冷えている人は、血のめぐりが悪く、そこに存在する卵巣や子宮の機能も低下してしまい、その結果、生理痛や生理不順が引き起こされ、さらには子宮筋腫や卵巣のう腫、子宮がんといった病気を招いてしまうという可能性も出てきてしまいます。
生理痛や生理不順の改善には!?
●お腹を温める!
おなかが痛いときに、思わず手を当ててしまうことってありますよね。
これは、温めることによって血流を良くし、痛みを和らげようとする本能的な反応です。
生理痛や生理不順が起こっている時は、腹部を腹巻やカイロなどを使って外部から直接温めてあげるようにしましょう。
●下半身の血流を良くする!
下半身の血流を良くすることは、子宮や卵巣の不調を治癒する効果があるといわれています。
人間の身体は、上半身には発熱臓器がありますが下半身にはないため、誰でも下半身は上半身に比べ体温が低くなってしまっています。
足湯や半身浴、冷えとり健康法の靴下の重ね履きなどを行って上半身と下半身の温度差を解消してあげましょう。
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